タカタ製エアバッグリコールの 『車検停止措置』 に関するお知らせ
Honda車をご愛用のお客様には、大変ご迷惑とご心配をお掛けしておりますことを心からお詫び申し上げます。
2020年1月30日 更新情報
国土交通省 発表
「タカタ製エアバッグのリコール未改修車両を車検で通さない措置の拡大について」
国土交通省は、タカタ製エアバッグリコールの改修促進を図るために、平成30年5月より、リコールを受けていない車両に対し『車検で通さない措置』を導入しましたが、この度、あらたに「未改修車両を車検で通さない措置の対象車両を令和2年5月1日より順次拡大する」と発表しました。
このことより、現在、「車検で通さない措置」の対象となっていないHonda車につきましても、エアバッグのリコール作業をお受けいただかないと令和2年5月1日以降は車検が通らなくなります。
リコールが未実施のお客様は、一刻も早く、お近くのHonda販売会社にてリコール作業(無償)をお受けくださいますようお願い申し上げます。
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詳細につきましては、HondaまたはHonda販売会社より、対象のお客様に順次ダイレクトメールにてご案内いたします(2月初旬予定)。
タカタ製エアバックのリコールが未実施の場合はご愛用車の車検が通らなくなります。
【国土交通省 報道発表資料(令和2年1月28日)より抜粋】
1.背景
タカタ製エアバッグについては、異常破裂し、金属片が飛散する不具合が発生しているため、平成21年以降、総台数2,106万台(令和元年11月末時点)のリコールを実施しております。
加えて、これらのリコール対象車のうち、特に異常破裂する危険性の高い車両であって未改修のものを対象に平成30年5月1日より、車検で通さない措置を講じております。
その対象は、①エアバッグの製造管理が不適切であったもの又は②国内で異常破裂したエアバッグと同じタイプであって生産から9年以上経過したものを搭載した車両としております。
今般、当該措置の開始から時間の経過とともに、国内で異常破裂したエアバッグと同じタイプを搭載した車両について、新たに生産から9年以上経過したものがあること等から、これらを、順次、車検で通さない措置の対象と致します。
2.措置の概要
施行日までにユーザーに対して改修の必要性について周知している、平成30年4月以前にリコール届出されているものであって、次の未改修車を対象範囲として、令和2年5月1日より車検を通さないこととします(令和元年11月末時点で対象台数約24万台)。
①エアバッグの製造管理が不適切であったもの。
②国内で異常破裂したエアバッグと同じタイプを搭載し、平成25年4月1日より前に製作された自動車。
以降、上記と同様の考え方で未改修車両を自動的に車検停止の対象とします(令和元年11月末時点で対象台数約26万台)。なお、現時点で対象としない未改修車両についても、不具合事例を収集し、危険性が高いと判断した場合には対象に追加します。
- 対象車種は「エアバッグ・リコール対象車種」よりご確認いただけます。
- ご愛用車につきましては「リコール等情報対象車検索」でご確認いただけます。(車検証をご用意ください)
お客様へのお願い
お客様のご希望日時にリコール作業がお受けいただけるよう、事前に部品手配などの準備をさせて いただきたく存じます。誠に勝手なお願いではございますが、Honda販売会社にご希望日時をご予約くださいますようお願い申しあげます。
リコールの作業は、車検とは別に実施することができます。
対策部品に交換されていないお客様は、一刻も早く、お近くのHonda販売会社にてリコール作業(無償)をお受けくださいますようお願い申し上げます。